福祉車両の形式について説明する!

NO IMAGE

福祉車両には様々な方式があります。

その方式について説明していきます。

種類は以下の通り

  • 助手席回転シート
  • 助手席回転シート(電動回転式)
  • セカンドシート回転
  • 車椅子スロープ
  • 車椅子リフト

各方式の比較表

利便性 コスト サイズ
助手席回転 ×
助手席回転電動
セカンドS回転
車椅子スロープ × ×
車椅子リフト × ×

助手席回転

助手席回転シートは助手席にレバーや紐が生えていて、それを操作すると、レールに沿って手動でシートを回転させられるという仕組みです。

電動回転に比べるとシートの回転角度が少ないという傾向があります。

福祉車両としては若干物足りないのは事実です。

正直あってもなくても….…もちろんないよりはマシですけどね。ないよりマシ。

メリットとしては一番安いこと、取り付ける車を選ばないこと。

ここでいうような、車高155センチ以下で機械式駐車場でも入庫できるような、背の低い車の場合、選択肢は助手席回転シート(電動回転含む)しかありません。

なんとか運用で工夫する、ということがメインになります。

助手席回転シート(電動)

助手席回転が電動モーターで駆動するようになっているものになります。

手動回転に比べると、リモコンがついて簡単かつ手間いらずで回転できるようになっています。

手動回転と比べると、回転の角度が大きくて車外まで出るくらいまで回転します。

車外に出ると、車椅子との乗り移りがかなり簡単で手動回転と比べると大きく実用的になってきます。

その代わり、手動回転シートと比べると、お値段の方もそれなりになってきます。

ただ、福祉車両としての実用性を考えると価格差を払う価値は十分にありますし、手動回転を買うくらいなら、車のグレードを落とすなり、カーナビやその他の装備のグレードを落としてでも、電動回転シートを選ぶべきです。

ホンダは助手席リフトアップシートという名前になっています。

スバルではウィングシートという名前になっています。

セカンドシート回転

ミニバンなどの2列目のシートが助手席回転シート(電動)と同じように電動モーターで回転して車外に出てくるものになります。

基本的な実用性としては助手席回転シート(電動)と変わりません。

ただし、2列目シートを回転するという都合上、搭載できるのはミニバンなどになります。

セカンドシート回転のみを選ぶ理由はありません。コスト面でどうしても都合がつかない時くらいでしょうか。

ミニバンなので、車椅子スロープやリフトと併用できるように両方搭載するべきです。

いやでも、今はまだうちの親もある程度体は動くし……という場合でも両方搭載すべきです。介護の状況というのは基本的に悪化しますし、車は長く使うので、身体がもっと動かなくなる時の状況に備えておくべきだからです。

ホンダではサイドリフトアップシートという名前で設定されています。

車椅子スロープ

ミニバンのバックドアからスロープが降りてきて車椅子のまま乗降ができるものになります。

ある意味コストパフォーマンスは最強だと思います。

その理由としては、できることは車椅子リフトと変わらないこと、その上で車椅子リフトより安いということが挙げられます。

ただし、車椅子リフトと違うのは、リフトよりも車体後方のスペースをより多く必要とすることです。

リフトは車椅子一台分(リフト部分)とそこへ辿り着けるだけのスペースがあれば使えます。しかし、スロープだと、スロープ部分はリフトより長く(リフトはほぼ垂直に登るけど、スロープは角度が緩やかなのでその分スペースが必要)、スロープに真っ直ぐ侵入するための空間も必要なので、リフトに比べると必要となるスペースが大きいです。

しかし、そこだけを許容できればリフトより安く、かつ、様々な車で使用できる車椅子スロープ式福祉車両は最高のアイテムと言えます。(車椅子リフトは事実上ハイエースやキャラバンクラスのみに対して、車椅子スロープは軽自動車でも使用可能)

個人的には助手席回転シート(電動)やセカンドシート回転などと両用することをおすすめします。

ホンダでは車椅子仕様という名前です。

車椅子リフト

車椅子リフトは荷物の乗降に使うようなリフトが車体の後部に搭載されていて、リフトを使っての車椅子の乗降ができるような仕組みになっています。

福祉車両の仕組みとしては最も優れたものになります。

なりますが、価格も最も高いです。

できることは、車椅子スロープと変わりませんが、後方スペースが小さくて済みます。

介護タクシーや車椅子での送り迎えをしてくれるサービスなどで使われているのは、もっぱらこの方式となります。

車椅子リフトは搭載する車両も選び、車椅子リフトが搭載されているのは、ハイエースやキャラバンなど大型な車両になります。

機械式駐車場でも使える福祉車両の形式とは?

主に前者二つ、助手席回転シートと助手席回転シート(電動)の二つになります。

ここまで見てきた通り、残りの形式はミニバンなどで使う形式なので、機械式駐車場には入庫できません(一部例外あり)。

Uncategorizedカテゴリの最新記事